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フッ素樹脂 特殊技術用語集

フッ素樹脂関連 用語集 「特殊技術」カテゴリー

特殊技術用語一覧
研磨 ライニング ライフロン ラッピング レーザー溶着
賦形 溶接 溶着    
研磨解説.研磨材を用いて表面粗度を向上させることです。 表面の粗さを極限まで仕上げることができます。

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ライニング解説.モノを覆うことや皮膜することをライニングといいます。また、ライニングとコーティングの違いは、一般的には樹脂による被膜の厚さが1mm以上のものをライニング、1mm未満のものをコーティングといいます。
フッ素樹脂の場合、耐薬品性や純粋性が高いため、高純度薬液が使用される半導体・液晶製造工程でフッ素でライニングやコーティングした部品が使用されます。また、化学工業のタンクでは塩酸、硫酸、フッ酸、硝酸等の薬液が使用されるため、耐薬品性、耐熱性が求められます。
それらの機能を実現するために、フッ素樹脂やPEEK樹脂をライニングします。 
ライフロン解説.エンジニアリングプラスチック成形品の摺動部や接液部の必要な箇所にテフロンを装着し、成形と同時にエンジニアリングプラスチックと結合させた成形品のことです。
接着剤を使わずにテフロンと樹脂を結合させているので、ベース樹脂の耐熱を有効利用できます。 

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ラッピング解説.ラップと呼ばれる平面の台上に工作物を置き、ラップと工作物下面間に、砥粒としてラップ剤を挟み、工作物に上から圧力を加え摺動させて行う研磨方法です。
ラッピングでは、通常の研削工程に比べ加工能率は低いが、平滑な表面が得られるため仕上げ加工として用いられます。ラップ仕上げは操作が簡単で、精度の高い加工が可能です。         

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レーザー溶着解説.レーザー溶着とはレーザーを使用し、発生した熱によって樹脂同士を溶着することです。 接着剤を使わず、樹脂同士をレーザー光にて溶融させ接合します。

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賦形解説.クセ付けして変形させる方法です。フッ素樹脂の場合、当社では賦形を利用して製作している製品もあります。賦形を利用すると、製品形状にもよりますが、生産効率があがり、コストメリットが出せるようになります。

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溶接解説.フッ素樹脂の溶接棒を高温の熱風で溶かし、表面に付着させることで接合させます。
複雑な構造の部品の製造が可能になりコストを大幅に下げることができます。また溶接後は気密検査を行い、製品の漏れに対する製品への信頼も高いです。
フッ素樹脂の溶接は温度管理と温風の当て方、溶接棒を溶かし込む手先の力加減、冷却で決まります。 

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溶着解説.樹脂を接合する技術の一種です。二次加工技術とも呼ばれます。(成形が一次加工)熱可塑性の樹脂部材を融点を超えるまで加熱し、圧力を加えると分子レベルで結合します。

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