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フッ素樹脂 用途用語集

フッ素樹脂関連 用語集 「その他」カテゴリー

その他用語一覧
残留応力 許容応力 焼結 スキン層 熱伝導率
熱分解 ポーラス 融着 結晶化度 表面粗度
溶融        
残留応力解説.残留応力とは物体に加えた力が除かれた段階でも、物体に応力が保留している状態のことです。
許容応力解説.衝撃・変形が加えられても、破壊せず安全に使用できる範囲内にある応力の限界値のことです。  
焼結解説.固体粉末の集合体を融点よりも低い温度で加熱すると、粉末が固まって焼結体と呼ばれる緻密な物体になる現象です。
スキン層解説.発泡プラスチックを成型する際に発生する、部材表面の密度の高い層のことです。
熱伝導率解説.熱伝導率とは熱を伝える割合のことです。
熱伝導率が大きいと熱を伝えやすく、小さいと熱を伝えにくいということです。
フッ素樹脂は他のプラスチックなみに低く、軸受などの摺動部品に使用するときは、熱放散を考慮しなければなりません。
  PTFE PFA ETFE
[W/m・K] 0.23 0.19 0.24

フッ素樹脂の特性と用途例へ
熱分解解説.物質を熱したときに起こる分解反応です。 
ポーラス解説.ポーラスとは「多孔質」のことを指します。微細な空孔を数多く持たすことで通気性を持ちながら撥水性もあります。 
融着解説.熱処理などを行なって接続することです。
結晶化度解説.結晶化している部分の量を結晶化度という度合いで示し、結晶化度が高いほど硬度、弾性率強度などが向上し、透明性はありません。
結晶プラスチックとは架橋や枝分かれがほとんど無く、規則正しい分子構造をもった高分子のことをいいます。通常、全ての分子が
結晶化することはありません。  
表面粗度解説.表面粗度とは部品を加工したときの加工面の表面の状態を示すものです。同じ機械で加工しても、荒取り(一度に深く加工をする、送り速度が速い加工)、 仕上げ加工で面の状態は違ってきます。
その面の粗さを表面粗度というもので表します。ラッピングページへ  

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溶融解説.固体が加熱などにより液体になる現象のことを溶融といいます。代表的なフッ素樹脂であるPTFEは融点以上の温度にしても、ゴム状弾性体であり、流動化しません。
しかし、射出成形できるフッ素樹脂であるPFAは融点約280~320℃に温度を上げると、PTFEとは異なり溶融流動性を示すので、一般の熱可塑性樹脂と同様の溶融成形法が適用できます。