Incorporation
賦形とは

「賦形(ふけい)」とは、素材を削ることなく、変形させて製品の形に仕上げる成形方法です。
一般的なフッ素樹脂製品は、原料を圧縮・焼成し、できあがった素材を削って形にするのが通常の工程です。しかし、この方法では、製品より大きな素材を削り出すために多くの材料ロスが発生し、コストや作業時間にも無駄が生じやすいという課題があります。
そこで、当社では、成形時に製品と同じ体積の素材を作り、そこから変形させて製品に仕上げる賦形加工を取り入れています。
明興工業では、フッ素樹脂加工の知見を活かし、賦形加工を活用した高効率・低コストな製品づくりに取り組んでいます。
「材料費を抑えたい」「納期を短縮したい」といったご要望があるお客様は、ぜひ一度ご相談ください。
※賦形加工には実現可能な形状とそうでない形状があります。
賦形の特徴
- 素材を削らず変形させて仕上げる成形方法
- 材料ロスがほとんどないため、原料コストを大幅に削減可能
- 加工工程が少ないため、製作時間の短縮が可能
- コストと納期の両方で高いメリット